ポルノ超特急2021に行ってきたよ

エッセイ
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40も半ばに差し掛かるおじさんが若い人の真似をしてみっともないんだけど、スマホの待受け画像をフェスのタイムテーブルにしている人は多いと思う。今の時間と会場ごとの時間割が一度に確認できて便利だからだ。

僕は面倒くさいので、壁紙を一度設定すると次のフェスが来るまでほったらかしにしていることが常で、今年の夏が来るまで、僕のスマホの待ち受け画面はずっと2019年のポルノ超特急のタイムテーブルのままだったんだ。

2019年のポルノ超特急は最後のROTTENGRAFFTYで最前列のほぼ真ん中まで行って見ていて終始発射台として活躍した。顔もケガして翌日仕事場で呆れられたのをよく覚えてる。
いつもフェスで会う友人たちといつものように楽しんで、次に会うのは来年のイベントだね、なんて呑気に話をしてたんだ。そん時話してたイベントが全部コロナで吹っ飛ぶなんて何にも知らずに。

皆さんも記憶してると思うんだけど、2019年12月ころから色々話が出ていたコロナ問題も、2020年になり、年が変わるとともに完全に潮目が変わり深刻さが急激に増していったと思う。
2020年は毎年恒例のフェスとは別に楽しみにしていたイベントもたくさんあって、京都を代表するライブハウスの1つKYOTO MUSEの30周年記念イベント「Talk about」や馬鹿馬鹿しさ全開の爆笑必須イベント「爆ひな2020」などのイベントが全部中止になってしまった。

2Dにせよ、VRの中でも恋人でも子供でもアイドルでもバンドマンでも何でもいいんだけど【推しを愛でる】という不要不急に、いかに自分が助けられ、背中を押され、勇気をもらい毎日の活力になっているかを思い知らされた辛い1年だった。2020年は。

2021年に入って昨年中止となった京都大作戦が昨年出演予定だったアーティスト+新しいアーティストでの4日間開催ということになり、僕のスマホの待ち受けはは1年半ぶりに行く京都大作戦のタイムテーブルに代わった。
実際に、酒を飲むことや歌うこと、当然モッシュやダイブなどは厳しく規制され、会場の太陽が丘から徒歩圏内に住んでる僕は、毎年恒例の朝4時に起きて場所取りに並ぶというイベントも今年はできなかった。

でも、開催されると、完璧完全なフェスの形でないにせよ、京都大作戦2021初週はいつもの友人たちと大変楽しく過ごすことができました。
花団にいじられたのも良い思い出だ。

が、詳しい理由はわからないけれども、2週目は開催中止となり、楽しみにしていたSHISHAMOやCreepy Nutsは見られずに、2021年の京都大作戦は消化不良のまま強制終了してしまった。

時は夏から冬に流れ、ワクチンの接種も進み、デルタ株はすっかり沈黙し、オミクロン株はこの先どうなるかはまだ分からないけど、今はまだ流行株ではないという抜群のタイミングでポルノ超特急2021は開催された。

3daysの開催で金曜日は仕事で参加はできなかったんだけど、土曜日と日曜日は目一杯楽しませてもらいました。もちろん様々な「やってはいけないこと」リストはあって以前のようなフェスではないんだけど、それでも、本当に本当に楽しかった。
ROTTENGRAFFTYありがとう。

フェスを最初から最後まで完全素面で見たのは初めての経験だったので、それも楽しめた(京都大作戦は会場では飲めないので朝からキメて行った)。

フェス飯も最高だったぜ。

来年も必ず参加します。楽しみに待ってますね。
2022年はすべてのアーティスト、イベントに関わる人たち、僕たちファンが以前のように楽しめるような世界になることを心から祈っています。

素面の日常もあと2日。ご褒美鬼レモンまでもうあとわずか。

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